こんな時だから読書
世の中ではトイレットペーパーやティッシュ、マスクの買い占めやら行列やら、、大変なわけだけど我が家は二人で1週間に使うトイレットペーパーは3個か2個。なので、、そんなに爆買いしなくてもいいやろという具合で、どっちかというと珈琲豆や朝のパンを一ヶ月分備蓄。ワインも♬マスクも外出しないので結局そんなに減らず、、先日はヤマトさんに少しあげて、旦那の妹さんへ少し送り、、必要なものを必要なだけで十分なのだと思うのだ。。
さて私のクライアントさんはイベント系の会社も何社かあったが、ことごとくすべて中止になり、それに伴う制作物も無くなり、、すごい暇になるかなと思っていたら、中国に工場を持っているクライアントさんはすでに中国が稼働して先月から一気に動き始め、、ぼつぼつ仕事がある状態。
それでも例年に比べると落ち着いた状況。
ということで一気読みが可能になる。
二月くらいから一気読みした宮部みゆきの「三島屋変調百物語事始」シリーズ。宮部みゆきは歴史小説を昔読んだ時にイマイチ共感できず、、それきり読まなかったのだが、一つ読んでみようか、、と読み始めたら面白くて結局全巻購入してしまった。
何が良かったのか?と分析するに、、主人公が女の子、周りを固めているのも女中さん二人、おかみさんという設定だったからと思う。そしてのんびりした主人、店のスタッフ、未来の旦那さんなどがいい感じで絡む。お店の息子もそうだな。。あと多分江戸時代の江戸の町民の話が多分私が好きなのかと思う。。色々な商人さん、江戸時代の流行、、食べ物も含め、武士が主役じゃないから宮部さんがうまくハマッたと感じる。これは私の主観であります。
こんな不思議なことがあったら怖いなあと思うが、お話を一つ一つ聞くたびに主人公のおちかさんが成長していき、そして最後は結婚まで!一番好きなキャラはお勝さん♬かっこいいなーと思う。
様々なタイプのお客の話だったと思う。いい話もあれば切ない話もあり、、、一番好きなのはこれ。
おちかちゃんが最後になる。最後の最後が良かったなあ。お勝さんがいれば安心だなと思いつつ。。。黒と白の間から出て幸せをつかむおちかちゃんにほんわかさせられました。
この次の富次郎が引き継いだ後の1巻目。
だんだん一話が長くなってきているような・・・もう少し短くてもいいのかも。でもこの富次郎とお勝さんのやり取りが好き。