舞台から再びQueenが盛り上がる日本


Queenがデビューしてあまり売れていなかったときから日本では熱狂だったという事で、Queenは日本大好きなのですがまた舞台に続き、じわじわと尻上がりに映画が大ヒット。
ほんとに不思議なのだけど、舞台の時も最初は全く予想も出来なかった、チケットもそんなに売れない、、が、、口コミが客を呼び、最後は立ち見という舞台だったわけだけど映画も同じ道をたどっている。
予告編を見た時はへークィーンかーっていう感じだったのだけど、クイーンを知らない人、これで知ってファンになる人、そんな人たちを巻き込んでいる。

正直、私はQueen世代ではなく、なぜか学生時代もQueenを好んで聞いている人もいなく、60年代から70年代のロックを聴いてたのに不思議なのだ。美大生時代、、やっぱり人気のある人より少しマイナーな方が好まれていたのかな。
ある意味大衆的で、わかりやすく、どんな人にでもすんなり入ってくる音楽なんだと思う。
だけど、映画を見てこのバンドってものすごい頭がいいメンバーだったからこういう曲が作れて、なおかつメンバー全員(ベースの人はあんまりだけど)が曲を作れるという。理数系の人たちって新しいもの、実験的なものにどんどん挑戦できる頭の柔らかさがあるんだろうか? あんなふうに曲が出来ていったのか、、と驚きが多かった。
フレディ以外は大卒で学者の一面ももつメンバーが理性をもち、人気が出ても控えめで、現実的に生きているのに比べ、感性の天才フレディは感情のまま、そして誰よりも愛されたい願望を持ちつつ繊細で、、でも堕ちて行くフレディを支えて、最後の10年、フレディの顔が優しく、いい顔になっていて、、素敵なメンバーや友達、パートナーがいたんだねって思った。死ぬまで曲作りに没頭して死んだ後もアルバムを出せるストックをもっていたのだけど、メンバーが残されたフレディのパートに曲をつけていってアルバムを作り上げるとか、、それぞれの才能がすごいんだと思った。

全然そんなに詳しくなかったのだけど、
大好きな曲の一つが「輝ける日々」(These Are The Days Of Our Lives)なのだけど、これは死んだ後のアルバムに入った曲。ドラマーのロジャー・テイラーが作った曲。
フレディの最後のPV出演曲となっている。 歌詞も曲もものすごく優しくて、これをロジャーが作ったのかーと思うと切ない。で、歌詞が、、、死ぬのを意識しているフレディなんだけど穏やかな顔で素敵。

思うと、、私は後期の方が好きなのかも?って思ったりする。確かに売れている曲もいいんんだけど、、
ブライアンやロジャーの曲、好きかも。。
「トゥー・マッチ・ラヴ・ウィル・キル・ユー」(Too Much Love Will Kill You)も大好き。ブライアン・メイが作った曲。これもフレディが死んだ後に発表だけどフレディの音源はあったという、、最後は作って作りまくっていたんだろうなあ。

Those were the days of our lives
The bad things in life were so few
Those days are all gone now
but one thing's still true
When I look and I find
I still love you

あのときの僕たちの過ごした日々
人生の悪いことはほんの少しだけ
そうした日々はもう帰らないけど
一つだけ変わらない真実がある
きみを見つめるとわかるんだ
"僕はきみをずっと愛してる"ってことを

I still love you

僕はきみたちをずっと愛してる…

ここで最後 ふわっとしたした笑顔で終わるのがいいー。