奇跡のスーパーマーケット ☆☆☆★

日本にこんな会社はあるだろうか?ないだろうなと思ってしまった。
全米を巻き込んだ解雇された社長を復活さえるために、従業員、取引先、お客、200万人が立ち上がったデモ。
従業員を家族だという考えでやってきたアーサーTと株主のための企業と考えるアーサーS。
ほとんどの会社の経営者が後者だと思う。
でも、従業員や取引先、ひいてはお客さんまでが「家族感情」をもった会社だからこそ、このデモは成功したのだと思う。
本にもあったが、Appleも同じだと書いてあった。
確かに、、そう思う。
Appleの製品を愛し、他のブランドにはない愛着を感じている。
ジョブスの本、映画にもやっぱり興味が湧いてしまう。。
それが他のパソコンメーカーだったらどうか??と思うとそんな感情は生まれない。
もう私もApple製品を25年使っている。それがAppleを使う人たちの中での共有できる気持ちを生んでいる。
不思議だな。
でも、マーケットバスケットにもこれが当てはまる。
もっとすごいのは、従業員や取引先、そのスーパーで毎日買い物をしていた顧客が、自分の生活さえ困窮してもなお、アーサーTの復活のために行動を起こしたこと。
それは1日2日でできる関係ではなく、10年、20年とかけてコツコツと積み上げて来た信頼のみ。
今そういうことをやっている会社はどれくらいあるんだろうか???

奇跡のスーパーマーケット

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