まるで取調室

グルイン(グループインタビュー)、部屋に6人とか10人とかの一般の人をいれ、商品についてインタビューをして隣の部屋ではマジックミラーで様子や声を聞く事。。。
自分のデザインした商品にそのままの声を聞く事ってものすごい恐い。
でも新鮮。商品の中身とパッケージとコンセプトが消費者にしっかり伝わるのかどうか。
企業側はこれでも十分派手だろうと思っていたものにそんなに消費者は違和感を持っていなかったということ。
ワタシは絶対ピンクはイケル!って言ったのだが、企業側はそうかなあと思っていたのかもしれない。
でも企業側にいると分からなくなる事がある。ワタシもデザインの仕事をしてて本当に消費者に求められているのかどうか分からなくなる。
アパレルの流れ、広告の流れ、音楽の流れ、すべてが結局はつながっているわけで、でも消費者の人はそれが作られた流れだとは思っていない。
流れを作る側にいると、逆に見えなくなってしまう事もある。
今回本当になんていうか全く知らない人たちが一つの部屋に入っても、一人一人の役割がなんとなく出来ていてリーダー格で話を進めて行くタイプ、おとなしそうに見えて自己主張がしっかりある人、流される人、たった二時間の間にそれが出来てしまう所にも驚いた。
もし自分がここに入ったら一体どういう役割になっているんだろう?
この商品が商品化されるかどうかは分からないけどもし商品化されたらそれはそれで画期的な事。
来年どうなっているんでしょうね。