雨に弱い儚い花だけど

今日雨。そして下の道路には小さい花びらがたくさん落ちてしまった。「うーん、この花は雨に弱いか」って言葉が出るくらいはかない花。
調べると昔からある花で不思議な花。
茎は確かに空洞。だから空木(ウツギ)。でも、卯月に咲くから「卯の花」 おからも「卯の花」ですよね。ふわふわして触るだけで花びらがハラハラ落ちてしまう。
さらに生け花にすると3日持たない。(結局庭を眺めている方がいいのかな)でも、かわいくて3日ごとにチョキチョキ切り花にして部屋に飾る。。でももう今週で終わりそうだけど。。。次は夏萩かな。

納まりがつかない自然のままの動き、枝の流れとか、、そそられてしまう。。。前外人の人と話してた時、、日本の生け花は「ここにしか置けないっていう感覚と奥行きを表現」、外国は「全部とりあえず置いて引いて行く、どちらかというと平面的」お花にしても考え方が逆っておもしろいなと。どちらも出来るのが一番楽しそうかなと思うので、、でも動きがあるから実家の母上もワタシも投げ込み派。。。。でございます。
投げ込みって髪の毛を切るとかなんだろ、そういう感覚にも似ているかも。あとは色彩センスを磨くのにもいいかなと思う。
花にも枝にも一番美しく見える角度や向きがあるからそういうの楽しかったりするわけで。。。。しかし中々難しい。。木の剪定も美学があるんだろうなと思うのだが、、さっぱり分からず、、やみくもに無駄そうに見える枝を切ってたり。。来年の花の量が剪定で大きく変わってしまうので、本当に恐い。。。来年咲かなかったらがっくしきちゃうんですよな。。他の家に同じ木がないかなーとか思わずリサーチしてたり。。色々やれば奥が深い事ってたくさんあるんですよねえ。

更紗空木/茎が中空のため空木と呼ばれる。「卯の花」の名は空木の花の意、または卯月(旧暦4月)に咲く花の意ともいう。