長年の友人

週末は実家。もう15年近くの友人から電話。もしや・・・と思ったら案の定今渋谷だと。いつもいつもすれ違いで中々会えない。
来週は必ず会える事を願い電話を切る。話を始めると止まらない。
すごく似ている部分があって、ベタベタしないのにいつも存在しているというか・・・。
めんどくさがり、友達少ない、一人が好き、人に頼らない。だから映画館に行っても同じ会場で別々に見る事もある。
見た目とのギャップがなんとも言えないのがこの友人のおもしろい部分。
高校の部活の先輩がやっているカフェも妹と行く。昔つきあっていた先輩の友人だがいつの間にかこっちの友人の先輩とは長い付き合いになっている。この先輩に高校の頃「気狂いピエロ」とか「眺めのいい部屋」を見せてもらってマイナーな映画の方面にのめりこむきっかけになった。
実家でも高校の時の仲が良かった子が幼稚園からの幼なじみの男の子と結婚していて、びっくり。
今日20年ぶりくらいに電話で話をした。再来週その夫婦の顔を見に行く事を約束。
幼なじみの男の子に「あすかちゃん」って呼ばれ面食らった。その子とは中学一年以来の声。
なんか、不思議な感じ。東京にいると名前で呼ばれる事がないなあ。
だいちゃん、あすかちゃん、かよちゃん、昔のまんまの呼び方で普通に話をしている私たちがいた。


深川駕籠 (祥伝社文庫)
夜中の薔薇 (講談社文庫)
山本一力は全部主人公がつながっているような感じ。温かい話。
向田邦子は全部あるだけ読んでいるけど、これは見逃していた。エッセー集。向田さんの短い文章にこめられている思いや価値観を知る事が出来る。