目の錯覚を起こす事を想定した作品 直島の続き

Noura2005-11-27

安藤忠雄設計の中にジェームズ・タレル が作品を作る。

入ると暗闇。真っ暗で何も見えない。でも、5分経過すると、ふわーっと何かが見えてくる。
目が慣れてくると今まで見えなかった物が見えてくる。
音がなく、光もない空間。空白の時間、"無"の時間というか、その中で見えてくるものは??という事です。
距離感が分からないので、とても遠くにあるようなでも、近くにあるような。
細い消えそうな光なのに、その中でも目が慣れると見えてくるものがある。
絶対普段の目ではみられないモノ。。
とても興味深い作品です。計算し尽くされた作品です。
こういう事をよく考えられるなあと感動でした。


詳しいことは以下のアドレスに。
http://www.naoshima-is.co.jp/art/minamidera.html


ホテルはほとんど満室。
今回は半年も前からキープしたらしく、すごいーーって思いました。
http://www.naoshima-is.co.jp/stay/index.html
お値段もかなりすごいのですけど、この島にそんなに来る人がいるとは。
でも、こんなところへ、一緒に来られるような人といたいなと思うくらい、価値観が同じかどうかが問われそう。。。
退屈な人には退屈かもしれない。でも、ここで、くつろげるような人はきっと同じような空気が好きな人なんだろうなあと思います。
今回の旅はそういう意味でも初対面の人が12人近く。でも不思議な事に全然変な気を使わないでいられたのでとても居心地が良かったというか。。。それって多分根本的な部分で同じだったのかもしれないなーっという安心感だったからかもしれません。