今や写真は素材として

昔は写真の力でモノを売る事も出来たと思う。何もいじらず、元々の素材のパワーで。
今や、素材である。。どうせ修正するんでしょ?みたいな感じで写真も納められる。が、オリジナルが悪けりゃいじってもどうにもならない。
先月久々にヒドイ写真しか撮らないのにイッパシのカメラマン気取りの女子から写真を納品。
見事にちょっとピントが合ってない。小さく見てれば分からないけど大きくなると「うわーーー。こりゃだめだ」っていう写真が1000枚中950枚。
2人組を撮ったのだが2人がいい顔してさらにピントがびしっと来るとなると皆無。で、、こっちの顔をこっちにペースト、こっちの背景をこっちに移動。なんて感じで、顔も削り、目のクマも削り、、。
でも、元がピントがあってないものは修正してもピントが合うことはない。
騙し騙しの連続でやりつつも、うーん、時代は変わったんだなあと思ってしまった。
色校正が家に届き、横で見ていた同居人は、半分以上が組み合わせて作ったけど気がつかず。そういう意味では成功でしょう!