どろどろの結末は・・・

家族の終わりに

家族の終わりに

ディカプリオのドロドロ恋愛映画の原作。『レボリューショナリー・ロード/燃え尽きるまで』が映画のタイトル。
1950年後半、高度経済成長期のニューヨーク郊外。理想的に見える夫婦の中にある空虚感、簡単に崩れて行く家族。前にも映画でこんなようなものがあったような。
そうそう「アイス・ストーム」これは時代が1970年代。やはり一見理想的な夫婦。が・・・・。
アイス・ストーム [DVD]
理想的な夫婦って何だろうなあ。誰でも他人の家庭はよく見えてしまうし、自分たちを理想的に見せる努力もするでしょうが。どこの家庭でも問題は必ずあったり、それをどう受け止めるかが大事なんだよなあと思いながら。。
でも このディカプリオの映画の原作。かなり最後はひえーーーーっという結末。映画は見てないけど原作も子供がいるようには見えないくらい日々ケンカをしているのに外からは理想的なカップルを演じようとする。最後あんな結末になるとは思いませんでした、驚き。お風呂でのんびり読んでいて「嘘でしょ??」っと思わず言ってしまったくらい。
最後、ずっと近くにいた友達の主婦が「変わり者で変な夫婦だった」などと言ってしまう。
結局は他人にどう見られるかよりも、自分たちなんでしょうね。