インド映画は驚く事が多い

先日、映画館で  ミッション:インポッシブル ローグ・ネイション!☆☆☆☆
トムクルーズのこのシリーズは実は全部見てるほど好き。200%全開の疲れまくるほどやりつくす感が好き。ストーリーも感動とかないけど、今回は最小人数の中で最初から飛ばしまくり。いつものような拷問とかエグイシーンもなく安心して見れた感じ。これだったらお金出してもオッケーだなと思う。
今回はチームワーク。それぞれが持ち味を出していてトムクルーズだけに集中しないような作りになっていたのも良かった、個人的には上司の人( ジェレミー・リー・レナー)が好きだなー。ちょっと軽いタッチの会話のシーンもあり、いい感じでした。

予告編で007もやっていたが、こっちも楽しみだ。
家に帰ってテレビで昨年見逃したインド映画をやっていたので、こっちも。


「めぐり逢わせのお弁当」インド映画
スタンリーのお弁当?とか、きっとうまくいく とか最近のインド映画は今までのインド映画と違うものが続々。 それぞれ、見るとインドの習慣や人種だったり環境に驚く事が多い。
今回、、お弁当を配達するシステム。。これってほんとにあるかインド人の友人に聞かなきゃ。毎回見るたびに「ほんとにインドってこうなの?」って聞きたくなる事が山積みになる、
今は携帯でメールでやり取りする時代にお弁当を介して手紙のやり取りを始める二人。ついつい引き込まれてしまう演技と美味しそうな料理。お弁当ってインドではステイタスにもなるものだと思う。スタンリーのお弁当ではお弁当を持ってこない子供は学校へ来るなとまで言われていた。お弁当を作ってくれる母親や妻がいないと困るわけ。「めぐり逢わせのお弁当」では妻に先立たれた男性はお弁当を食堂へ頼み配達をしてもらっている。そしてお弁当の中身が奥様の料理の腕まで問われてしまうものになるんだな、。そこで愛情を感じるものでもある。
しかし妻が愛情をこめたお弁当は夫ではない男性の元へ届けられる。インドの女性の立場だったり、離婚は中々しないという風習。それを考えると彼女は浮気をしている旦那とは形だけの夫婦を演じて行く事を選びそうだが、、最近は離婚も多いと友人のインド人は言っていたので、ラストのシーンから想像する結末はハッピーエンドというか、、彼女は自分の意思で離婚を決意するか家を出るのかではないかと思いたい。。そして男性は彼女と会う事が出来、作品の中で出て来た言葉「人は間違った電車でも正しい場所に着く」 正しい場所が果たしてどこなのかは見た人それぞれの解釈になるのだと思うが、正しい場所というのが、シンプルだけど「彼女の作ったものを美味しい!と全部平らげてくれる男性」が妻としては正しい場所なのでは?? 離婚したくても出来ない国、うとましく思っても離婚出来ず、旦那が死んだ後「あーお腹すいた」というお母さん。自分もこうなるのかと彼女は思ったはず。ラスト、、「えーーーーこれで終わってしまうのか!!」とダーリンとのけぞってしまった。こんなモヤモヤとした終わり方なんて!!! ハリウッド的に考えればハッピーエンド、、インド的に考えるとアンハッピーエンド。。でもこの映画純粋なインド映画じゃないので、、、ハッピーエンドを期待したい。