自然の楽器から生まれる音の良さ


ヒマラヤのバンスリ(竹笛)奏者インドラさんが大森でやっているネパール料理屋。
元々発端は今恵比寿で老舗の「にんにくや」の初代オーナーの頃に顔馴染みになってずっと付き合いがある友人がいて、にんにくやを拠点に色々な人脈が出来ているというのが本当に不思議。
昔の「にんにくや」はそれこそ遊び人達が通っていたお店。そこで出会いが多く生まれたのだろうと。。。
そこに存在する意味が必ず人間にはあるわけで。それを自然に受け止める強さと優しさが顔に出ていて、すごく素敵な人でした。帰って早速頂いたCDを流して聞いていると、なんか風を感じるというか、映画音楽にそのままなりそうな。
インドラさんはヒマラヤの麓で生まれ、マチャブチャレ山の風の音やペワ湖のせせらぎに囲まれ、幼少の頃から口笛を風の音に重ね合わせ、いつしか手作りのバンスリ(竹笛)を奏でるようになっていたそうです。(他のサイトから引用)
実際お店はバールとかスナック?と思うようなお店なんですが、居心地のいい、お客さんが顔なじみになって話をしているような。。。あったかい人柄の人でした。
「にんにくや」で働いている時にすでに有名になりはじめていて、、その時になんと「charさんがきてねえ、」「ん??charってあのcharですか???」一緒に演奏をしたりしたそうです。今も実は大森とcharさんが住んでいる戸越銀座は車で10分以内。仲がいいみたいで、、うらやましいーーーーーー!!!
「あの人いつもいる場所知ってますよ」とかるーく言われ、、、真剣に聞いちゃおうかな。でもなあ。と。すっかりただのミーハーなcharファンになっておりました。。。
しかし、、異国の土地でそれこそ20年前なんて誰もあの遠いネパールから来る人なんていない時。異国で働いてその土地で根付いていく。よっぽど強い精神がないと無理な事。でも、音楽を聞いていると、まるでヒマラヤの自然の中で吹いているようなすごいさわやかな音楽でとにかく優しい。
まだまだ人の縁はあって、、実はその友人は細野さんや矢野顕子さん達をプロデュースした人(今はジブリ音楽も)と知り合いで去年私も見に行った矢野さんのライブにいってたんだよねーって話で、ほんとふしぎーな縁があります。昨日映画「カポーティ」の話を外人の友人と話をしてたばかりだったのですが、今日の友人も「いやー最近見たDVDだとカポーティが一番だったな」って言ってて「いやー昨日その話してたんだよお」なんて感じで。
元々その友人との出会いも不思議だったんですけど・・・。出会いって不思議です。
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