音楽と人間性のギャップ

火曜は能菅。笛です。能の藤田六郎兵衛(ふじたろくろびょうえ) のバンドに知り合いが出るということで行ってみました。サントリーホール、けっこういいホール。
いやーこの人は能菅版さだまさし?と思うくらい 演奏の間にしゃべるしゃべる。きっとすごく演奏が真面目で真剣な分、演奏が終わると思いっきり素になっちゃうというか、、なりたくなるのかなと。。。
素はおおらかで話すのが大好き、歌と違って暗くないんだよ!ていうアピールをしたくなってしまうんでしょうね。でやっぱり、能とかをもっと近く感じてほしいっていう気持ちを感じました。どんどん広がっていくといいなあと。
一曲目の万丈、、は一番私が好きだったのですが、情景がイメージ出来る。。。。たとえそれが本人の思惑とは違ったとしても、、ワタシの頭の中には情景が浮かび、その音楽が生き生きと動いている感覚。。。それってすごく読書と似ているのですけど、、いい曲なんだとワタシの中ではそういうふうに思う基準点です。
自然素材の楽器ってキツクなくてやっぱり優しい。日本の笛と海外のこういう自然素材の楽器のコラボとかおもしろいんじゃないかなと思ったり。
去年知り合ったヒマラヤの笛の方とか。。。ヒマラヤのバンスリ(竹笛)奏者インドラさんみたいな人とコラボしてもおもしろいんじゃないかなあ。
どんどん歌舞伎とかもそうだけど狭い世界だったものが広がっている動きを感じましたね。
しかし、、、六郎兵衛さん、、かなりおかしいキャラでした。個人的には歌わないで笛がいいなあと思ったりもしたけど。。
色々な音楽を生で聞く事ってすごい刺激になる。
http://d.hatena.ne.jp/Noura/20070328/p1