好きな映画と凄い映画とオープニング

昔は美大なんぞにいっていたので、勉強になる映画をよく見ていた。ピーターグリーナウェイとかいわゆるシネマライズ系の映画。
でも、年をとるにしたがいそれも見なくなった。。。やっぱり凄い映画とかかっこいい今時の映画って心に残らないのですよね。私には。
大抵映画のよしあしは、私はオープニングで決まってしまうと思っている。なので、日本の映画はお金がないので、真っ先に削るところを海外の映画はこれでもかってくらい力を入れている。ティムバートンなんかはほんとに凝っているのですごく勉強になる。
好きな映画は何度でも見られる映画。中々そういう映画はないのだけど、私の場合、一人で行って、さらに友人にすすめてつき合ってもう一度ってパターンも多い。
で、気に入るとサントラを買う。
ピーターグリーナウェイは二度と見れないと思う。コックとその妻と愛人？でしたっけそのあたりまでが斬新で刺激的で私はMacをやると決めた映画だったけど、今は多分見れない。ダニーポイルもそう。何も残らない。。。でも若い時は多分これぞ映画とか思ってしまったんだろうな。だからこういう今時の映画もいつも必要なんだと思う。
マトリックスとかもすげーって感動したけど、一週間たつと内容すら忘れてしまう。
だからそういう映画はお勉強用映画になるということですな。
ここ５年くらいの間ではリトルダンサーとあの頃ペニーレインと　と１７歳のカルテ、ショコラ、アザーズ、ディープブルー、くらいなんだろうか？？（私の中では）
逆にサントラだけが好きっていう映画もある。ワンダーボーイズなんかはそれ。ボブディラン大好き人間なので、それだけでオッケーの映画になってしまった。内容はほとんど覚えてない。うーむ。エドワードノートン監督の僕のアナバナナ？もサントラのセンスがよくても内容もうろ覚え。
懐かしい日々・・・・。
サボテンブラザーズでみんなで踊り、ブルーズブラザーズで元気をもらい、大学の心理学でバグダッドカフェを講義して、パリテキサスを流しながら作品を作っていた大学時代。。
ビートルズもそうだけど、ジョンも好きだけどポールも中々よいなあと思い始めたのと
映画の好みが変ったのと時期が同じような気がする。
ポールもねえ、ジャケットがかっこよければ見方が変ったのになあ。。