自信と気で生きる名物社長

Noura2006-07-28

だれも文句を言えない。それくらいカリスマ的な社長。73才。
かわいさと厳しさと頭の良さ。そして日本屈指の名家の血筋である。
立ち会いの待ち時間は昔の歴史から白州次郎の話から天皇陛下の話まで、ぽんぽん飛ぶ。
それについていかねばならない。下手な事を言おうものなら「あんた失格ね」と烙印を押される。
今回営業担当もさらに上の人が担当になり、なんとなくいい形になってきた。
印刷立ち会いを終えて、「打ち上げをしたい気分ですよねえ」とみんなで言い出して、
今度は印刷屋の営業とクライアントと代理店のおねーさんと私で飲みにいこうかという話に。
カリスマ社長の喝で印刷機を止め、版を作り直し、やり切ったという感をみんなが感じた一日。
いろんな意味で親しき仲にも礼儀ありの姿勢。仕事とオフの時間をやっぱり私は信頼して長い付き合いになるなら深めていきたいなと思う。長い付き合いになる人って大抵雑談も盛り上がる関係じゃないと私は仕事が出来ない。
ビジネスだけの付き合いの人はやはりそれくらいの存在と関係と仕事の上がりが見えてくるから。
カリスマ社長もオンとオフがあるタイプ。
怒っていたと思ったら、東京駅でわざわざ買って来た限定ポテトチップにニコニコし、最後はいい校正が上がって上機嫌で帰っていった。社長の「あたしは営業なんて信用しない、信用しているのは作業をしている人よ!」
この一言は実はぐっときた。多分オペレーターの人はこの一言でやる気になったんだと思う。
最後は名前を聞かれ、今後も宜しくと言われたらやはり嬉しいものだ。