関西といえば、白味噌、丸もち、黒豆、湯葉

Noura2005-01-02

あわただしく実家に戻り、今回はひたすら洗い物に徹しています。
我が家は関西人の家なので、白味噌のお雑煮。
どろどろのお汁にお餅は焼かないでお鍋に湯を張り、その中でやわらかくします。
具は大根のみ。
大根も縁起をかつぎ、半切りにしないで丸のまま。だから細身の大根を選びます。
黒豆はもちろん丹波の黒豆を大阪から送ってもらい母親が一日かけて煮て
またそれを大阪の知人や近所のお母さんの知り合いへ振り分けます。
お母さんの友人がそれぞれ、お餅をついて持ってきたり、年越しそばをうって送ってきたり、キントンを持ってきたりして物々交換ってところ。
おせちがまずいってよく聞くけど、うちは温かくして食べられるものはいちいちレンジで温めてからお重に盛るので、ほんとにおいしい!
こんなおせちだったらきっとおせちを嫌いっていう人はいないはず。。。
関西人のせいか湯葉は子供のころから親しんできたものですが、今の実家静岡では静岡の伊勢丹までいかないと、湯葉は置いていなかった。
今はどこにでもあるけど、やはり、関西や東京においてあるものより格下の湯葉で固い。
だから毎年湯葉は私が東京で買って帰ります
湯葉は精進料理に使われるくらい栄養価も高いし、料理次第で鶏肉と同じようなモチモチした食感になります。
工程は少しかかるけど、
湯葉を広げてだしをかけてくるくる巻きます。それを6枚くらい繰り返して厚焼き玉子の湯葉版みたいな形にしていきます。
それを一度蒸す。だしがしみ込みつつ、ふわっとなります。
それを今度は揚げます。
うちの家族の大好物で毎年作られます。
おだしはシンプルな醤油味。でもうすーくします。醤油はもちろん薄口。
今年はりなんはで、テイクアウト用にお店のものを作ってもらいそれも加えました。
甘いものが多いオセチの中でピリ辛大好き女性軍には大人気。
うちの家族は男が辛いものが苦手で女性軍はちょー辛いものが大好きなので、おもしろいものです。
明日はおせちもお重ではなく大皿に盛っていただきます。
お雑煮も胃を休めるためにすまし汁のあっさりしたものになります。
太りそう。。。