関西人だから外せない白味噌と湯葉

ここ五年くらいおせちを関西の料亭から購入して(冷蔵のおせちを売っている所があるんです)、それに二重分くらいを追加して食べるというのが実家のお正月。だから五重おせちから元旦はスタート。だんだん減るんで三日目は三重くらいになるということですなあ。
妹家族は年末からスキー、長男家族はアメリカ、次男夫婦と私達と母上の大人のお正月。子供が一人だとまだ静かだけど三人も四人もいるとゆっくりご飯食べられないしね。
一応おばあちゃんが亡くなったので喪中らしいけど、恒例の丹波の黒豆も作って知人に配達している母上(うちは喪中関係ないらしい)。帰省する直前に「引き上げ湯葉を買って来てー」ということで友人に広尾の明治屋で購入してもらって帰省。
湯葉を生姜、醤油、出汁で合わせたものをかけながらクルクル巻き、一度蒸し、それを揚げ焼きすると、鶏肉のような弾力で本当に美味しい(写真の手前右の伊達巻きみたいなものが湯葉巻き)。小学校の頃からのうちの定番。関西人には湯葉白味噌だけは本当に欠かせない。だから白味噌のお雑煮が食べられないとお正月という感じがしないんですよねえ。

うちの母上は片付けが出来ない人。物を捨てられない人。。。ということで至る所モノだらけ。納屋などは開けても何が入っているのか母上にしか分からないくらい積み上っている。
そんな納屋から出してきて「これ、、飲めるかしらん(賞味期限の意味で飲めるかしらん、、という意味)」、、見ると、、、なんとドンペリ!何故ドンペリが我が家にあるんだ?? 「貰ったものを置いてたのぉ」1998年物、、いつ貰ったのか、、多分五年以上は昔のわけで、、保存状態を考えると不安・・・。
その他にもやっぱり10年以上昔のワイン、勝沼ワイン(これはデザートワインに近い熟成度でした・・・元々甘いので食前酒にぴったり)。そしてドンペリは、口にカビがあったものの、味には問題なし。ちゃんと泡立ってしっかり味わえました。

私達もロゼを購入して帰省したので、シャブリ、ロゼ、ドンペリ勝沼ワインと二日で四本あけ(ほとんど私達夫婦で飲んでいるんですけどねえ)、おみやげに「古酒って何かしらあ」と母上が出してきた焼酎やら泡盛を持って東京へ。
ビールを全く飲まないお正月でございました。