『アリー/スター誕生』☆☆☆☆

見終わった後、友人にクィーンのよりこっちの方が好きだなって思わず出てしまったくらい、じわじわ感が。
ブラッドリー・クーパーも歌手にしか見えないくらい普通にうまかった。で、ガガを引き立てるように抑えめの酔いどれの役を演じていて、なんか自然にガガが役になりきっていられる感じがしたくらい自然。


トップ歌手を夢見る女性がその座をトントン拍子に得、反対に一曲が大ヒットしたまま年を取ってアル中のロック界のスーパースター。
お互いに好きで、最後のラブソングを彼が作り、彼女がそれを聞き、多分彼はまだやれる、、って思った後のあの展開。
そして、皮肉にも彼の死もキャリアの成功につながる最後のステージ。
なんだろうなあ、、最後は元の最初の頃の髪の毛に戻し、心から歌うアリーは一皮むけ、本当のスターになった。

スターというのは悲しいものだ。
成功の裏に悲しいことも辛い事もあるけども、、それでも、それを自分の糧にしていかないといけない。

リメイク版とはいえ、、新鮮な気持ちで見られるのではないだろうか?

ダーリンがこのサントラに入っていた5曲くらいを延々と朝からリピート。
shallow もいい、 Always Remember Us This Way もいい、最後の I'll never love againも。