集落の高齢化の問題もどうするのか、、、

1回目からほぼ行き続けている『大地の芸術祭』。
地元の方達と会話をすると、ほんとに皆さん、あちこち見にいっているようで地元巻き込んでいる感じで感心しました。すごーく実は住んでいる方は感度が高くなっているんじゃないかな??普段から何気なく目に入ってしまうんですもんね。

日帰り温泉で入ってたら、「芸術祭に来たの?」って声をかけてきたおばさん。そっから色々話をしていると、あそこ見に行った? とかポンポン出て来て。
「のれんみたいなとこ良かったわよねえ」 友人は????って感じだったのですけど、暖簾!そっか、繊維工場のことだなってすぐに分かって、、というか私は本当のタイトル覚えてないんですよね。「あー繊維工場のやつですよね?今行って来ました!すごい良かったです!!」
見た人によって受け止め方も違うわけで、本来のタイトルがあるわけですけど「のれんみたいなやつ」で通じちゃうわけで。 どんなタイトルでも良かった!って感じられたらいいのではないでしょうか?

ワープクラウド  ダミアン・オルテガ

そう暖簾みたいなものが等間隔に奥まで。どこから見ても同じように見える不思議さ。


↓農家の方達のフォームが巨大なオブジェで。
ダーリンが写っていますが、大きさの比較が分かるのでは?? 
黄色は棚田とすすきに映えるんですよねえ。緑にぴったりなのですよね。
農舞台にも棚田のアートがあるのですが、そこはほんとに綺麗です。

松之山に行ったら、ジャズと蕎麦のお店が。。入ってびっくり。なんか距離がすごい近い。スピーカーが厨房に向かって置いてあり、ほんとに趣味でやってるんだなって。お店の人や、テーブルで相席になった地元の方達と会話をしながらご飯食べて楽しい時間でした!
すらすらーってアーティストの名前が出る女将さん。。ここには「牛」を見に来たんですけど、その作者の方のサインが飾られていました。入り口にも二つアートがあるから見てね!って言われて見落としてた!!と帰りに見て。そーなのですよね、目玉は見るけど見落とされるアートもあるわけで。。道端に黄色の看板が出るたびに寄るのですが、それでも見落としてしまうんですよね。


一緒になった地元の方は60代くらいの3人組で、これからトンネルの作品(今年一番人気)を見に行くということで、かなり歩くので体力的に心配になりましたが、頼んだものを見て大丈夫!って思いました。だって私たちは普通のお蕎麦でお腹いっぱいでしたが、3人は天丼にミニ蕎麦付きを食べてた!!ボリュームたっぷりのご飯を普通に食べちゃうんだな、、この人たち、、あー大丈夫ーって思いました。

ブラックシンボル サンティアゴ・シエラ 通称『牛さん』で通じる。。巨大でびっくり!この下を滝が流れていて、温泉街を見下ろしている形になって勇敢な牛さんの印象!かっこいいです!


撮影する私たち。。。

自然いっぱいの山の中。綺麗な棚田を背景にオブジェが点在している大地の芸術祭
町おこしとはいえ、三年の一度のプロジェクト。負担も大きいようです。
おしゃれなカフェを見つけて立ち寄ったら、今回の芸術祭に間に合わせて東京から戻ってオープンしたということで、、こうやってリターンする人の誘致もかかせない。
若い人たちが戻ってきたいと思うような町へ。 その一方で集落の高齢化も進み、今後どうするのか?という問題も出ていると聞きました。
私たちは見に行くことしかできないのですけど、初めて一回目の芸術祭に来た時、本当にびっくりして、こういうアートの表現の仕方があるんだと感動しました。それも車で延々といって、降りたら別世界という感じで。 うわーーーって感じの。
また次回もやってもらいたいなあ。。