夏はやっぱり子供向けが多いのだ

せっかく夏に暇な時間が出来ても見る映画がない! お子様向きのアニメやら、ファンタジーものが多くなる。

期待せずに観に行って良かったのはジャングル・ブック THE JUNGLE BOOK ☆☆☆★
IMAXの3Dで見たのだけど、いやーーー3Dがここまでくるとすごいなという感じ。自然が目の前に広がる。これ、、全部3Dか、、と感心する出来。ストーリーはこれは中学くらいの子が1番のターゲットなのかも。英語もゆっくりで聞き取りやすく、ストーリーも分かりやすい。私の周りはこの表現力にノックダウンの人が多かった。人間と動物の違い。いくら動物に育てられた子供でもやっぱり決定的に違う動物との差を実感しつつも最後は動物と自分がジャングルで生きていくために使うとこは感動ー。動物の視線からの表現も良かったな。人間は動物にとっては脅威なんだよね。



君の名は。  ☆☆☆
アニメオタクのダーリンと弟の宮崎駿談義を聞きつつ、、そんなオタク弟が見たいと言ってた「君の名は。」を観に行った。今ってあれがいいアニメになるのか、、、とカルチャーショックもあった。
まず音楽がうるさい。あんなに歌詞がたつ歌をこれでもかと入れる必要はないかと思う。なんか舞台をみているようなセリフ回しなのも気になったり。。ストーリーはとても面白かったし、都市と田舎の描写も対照的で綺麗。最後の終わり方もそうだよねーこういう終わり方がベストよねーと思うのだが、、曲がうるさくて、、、効果音をもっとうまく使う方がいいのでは無かったんだろうか? あとは映画の中でもすでに古いわけだが、iPhone5を使っている主人公達。これが10年20年したら、、iPhoneもあるかわからんし、LINEもあるかは分からない。
何故何十年たっても宮崎監督作品が愛されているかというと、、現実の世界と切り離されている描写だからだと思う。その点で、この映画は多分「今だけ」の作品になる危険があるかも。でも、この時代、、それくらいの流されていくくらいの映画の方がいいのかも。いかんせん、私もダーリンも40代。これを20代くらいで見たらまた感想も変わったかもしれない。ロマンチックだよね、この設定。
宮崎映画オタクのダーリンや弟みたいに何十回もナウシカラピュタを見てセリフがすらすらと出てくるような人達がいるわけで、、そんな何十回も見たいと思う映画なのか?と思うと多分「君の名は。」は違うだろうと思う。ナウシカなんて、、一体いつの映画だっけ??と思うほど古い映画だよね。1984年っつーことは、、