最高の花婿 ☆☆☆★

フランス映画のいい所は、大逆転のオチがなく、そのまま終わる所。安心して楽しめるんですよね。最強の二人もそうだったけど、「アー良かったねえ」ってしみじみ思える。

邦題 最高の花婿
3人の娘がそれぞれユダヤ人、アラブ人、中国人と結婚。 色々な国の民族が入り乱れるヨーロッパ。宗教もバラバラ。そんな今だから、、っていう感じもします。
最後の四人目の娘はカトリックだけど、、、コートジボアールの彼と結婚するって言う事で親はパニック。カトリックでフランス人が良かったのに、、というお話。
会場は爆笑でした。お父さんのセリフも良く言いそうだよねっていう感じだし、お父さんという存在って良くも悪くもストレートに言っちゃうもの。それが笑いを誘う。宗教がからむと会話も食べ物も考えなきゃいけないし、そういう意味で日本って楽な国なんだよねって思いますよね。
最後はお父さん同士が仲良しになっていくわけで、そこも笑っちゃった。

ガーデンプレイスのシネマは、一旦クローズしたのですが又復活。でも、昔のようにすごくいい映画をやっている印象が無かったのですが、気楽に今から行っちゃおうかっていうノリの映画館だと思うから、重い映画よりはこういう映画の方がいいかなと思う。
この日も、旦那は仕事していて、暇だしな、なんかどっか行きたいなと映画館をチェックし、30分後のこの映画行っちゃおうか!!と一人でぶらっと。
ガーデンシネマは年齢層も高いし、一人で来ているおばちゃんやおじさんも多く、すごくリラックス出来る。
昔はドリンクとか持ち込めなかったけど、今はオッケーだし、置いてあるドリンクは中々いいものが。。。さすが恵比寿っていう。