父よりも父に近かった叔父

昨日朝、妹の電話で叔父の訃報。しぶとく、何度も何度も手術して生き延びてきた叔父がついに亡くなったけど、温泉旅行に行っている最中で、病院が最期でなくてほんとに良かったと思う。
とにかくアチコチに病気があったけど、好きな事はやめないで病院には迷惑かけまくり、最期の5年間は年に一度はクルーズ旅、毎月温泉旅行。
お金持ちにありがちな、迷惑をかけてもお構いなし、ワガママ言い放題。ほんと3回一緒に旅行についてったけどあり得ない、、、って思うような叔父でした。
タバコを教えてもらったのも叔父が最初。。麻雀も。お酒を飲むのも叔父。悪い事ばっかり一緒にやってたけど、おじちゃんはいつまでもヤンチャで、憎めないキャラでした。
実の父よりも私達を可愛がってくれて本当に有り難う。


昨日は知り合いの横浜のご住職が震災復興イベントを横浜パシフィコ大ホールで行ったのですが、ほんとにイマドキの新しいお寺の形でした。元々ITに強かったのか、お寺にパソコンルームがあるという感じだったけど、ipad を持ちながら講演し、動画やイベント内容などは元同居人が番組プロデューサーだったので地震の映像からお寺がやってきた炊き出しや復興活動をうまく編集していて、ずっとウルウル。付き合っている頃もやってたイベントですけどホント大変なイベントです。
このご住職は、まだ40代、親が亡くなって継ぐことになったのだけど、持って生まれた才能はあるんだなと。あの美声、声の通り方。上にたつ人間ってやはり声の通りが違うんだと思います。ダライラマと会い、各地の被災地へ行き、普通のお寺がやってない事を次々とやって実践していくパワーと、業界のツテなどをフルに使って大きいイベントにしてしまう所は新しいスタイルだなと感心しました。私は日蓮じゃないので宗派も違うけども、今回の震災を忘れないというテーマと、被災者に向けて何分かお経を読んでいましたが、朝亡くなった叔父に祈ってくれているようで、なんとなくまたウルウルと。。