老老介護の時代だなあ

90歳のおばあちゃんが腰の骨を折り、そろそろか!!!(歩けなくなると一気にやばくなるお年頃)。と思いきや、手術してリハビリセンターへこれから二カ月くらい入院し、また持ち直しそうな勢い。
つくづく寿命というのは不思議なもんだと思う。
ちょっと認知症入っていて手術をすると一気に術後に加速する事が多いらしく(で、また一週間くらいすると術前に戻るらしい)術後は母上の顔も分からなくなり、看護師さんに暴言吐きまくり!
「あんた誰や!」「こんなもんマズいもんイラン!」関西弁バリバリのちょー怖いおばあちゃん状態。
普段から家では夜中に歌いながら徘徊するので家族にはウケルのだが病院でやられると世間体命の母上は「看護師さんになんて思われるか・・・」となり、付き添って変な事をしないように見張っていなければならないのだが、術後ってみんな認知症が進むし看護師さんは慣れているんだからって言っても母上にとってはダメなんでしょうねえ。付添いにグッタリ状態の母上です。ほっとけばいいのねえって思うけど?
おばあちゃんも母上も世間体命なので、外の人間からは「上品ねえ」って言われる人達なのが、恐ろしく二面性を持っている。こういう人は多分認知症が進むと「上品ねえ」って面ではない方が出てくるのではないかと思う。コワイコワイ。
小さい頃から何千回も「世間体が・・・」って言われて悪さも出来ず、世間体を気にしない場所へ行きたいと願って東京へ来たら世間体って一体どこにあるのやら??と感動したものです。
子供も作らないと多分一生私には無縁のものになると思うのだけど、裏表を作らない事が一番ストレスが無く、認知症になっても困る事は無さそうな感じがするんだよね。