Good Night, and Good Luck グッドナイト&グッドラック 渋い社会派映画

Noura2006-05-25

世に言う“マッカーシズム”の時代を取り上げ、権力と真っ向から対決した実在のニュースキャスター、エド・マローと、そのクルーたちの6ヶ月間にわたる戦いを描いた人間ドラマをジョージ・クルーニーが監督した映画である。
全編モノクロで本当に写真を切り取ったような完璧なすごいいい絵。
いい写真ってこれだ!って思うくらい黒の幅があって綺麗。
映画はそのモノクロ映像ですごい緊迫感。マローが絶えず吸うタバコの煙がものすごいアクセント。
最後にマローがテレビは人を教育し、啓発し、情熱を与えるべきもの。。しかし、それを使う人間の自覚あってのこと。。というセリフがあるが、しかし、マローが危惧していた世の中に今はなってしまったような気がする。
「テレビはすなわち目覚めなのだ・・・・」(原作から)

全編モノクロ、全編JAZZ!サントラも最高にいい。

出演 : ジョージ・クルーニー
デヴィッド・ストラザーン
ロバート・ダウニー・jr
パトリシア・クラークソン
ジェフ・ダニエルズ

グッドナイト&グッドラック (ハヤカワ文庫NV) Good Night, and Good Luck: The Screenplay and History Behind the Landmark Movie (Shooting Script)