「松下電器産業のユニバーサルデザインの取り組み」 

先日神戸の桑沢塾でたくさんの方と名刺交換をし、その後、ほんとに普段のライフスタイルなどメールでやり取りをしていた方の講義があり参加。しかし、桑沢現役の時に受験した以来、学校というものにそもそも入ることがないため、どこに行ったらいいのか分からないくらい狭い校内でさまよいました。桑沢のボロイイメージが全くなくて、バリアフリー、トイレはピカピカ。多分卒業生がINAXTOTOにいるんだろうなあ。。というくらい、綺麗。確かいたんだよねえ、この間神戸でいたような気がする。。
講義は新鮮。私が全く電化製品を持たないし、普段、炊飯器やお風呂とかセコム、なんでも声が出ていちいちアナウンスするのがうるさくて声もかわいくないし、、、とか思っていたのですが、すべての商品が障害者や高齢者、視覚障害など、そういう人たちを対象にして考えていかないといけないんだなあとホント感心しました。
娯楽の業界はとかくエコロジーとかユニバーサルデザインとかを無視して楽しければいいんだという発想が上の立場の人に多くて中々浸透してない。
しかし、日本の国をあげて取り組んでいかないと、この部分はユニバーサル、ここからは今までと同じだと、障害のある人たちには結局は住みにくい世界。いつ自分が車椅子になるか分からないし、そうなったら今だと不便だろうな。きっとあと何十年かしたらどんな人も住みやすい世界になっているのではないだろうか??
健康でモノをそもそも持たない方がいいのでは?という発想の私には、アナウンスも取り説も不必要なものに感じるが、それも大切なものなんだろう。。。せめてアナウンスの声がもう少し色っぽいとか聴いてて嫌みがないとかにしてほしいな。しかし、講義のあとの飲み会では、ほとんど全員桑沢卒の50代の人たちの元気なこと!!いい刺激になりました!
ユニバーサルデザインのゴールは、社会環境、都市環境、人間環境づくりへのアプローチで“可能な限り幅広いユーザー”を対象にして取り組んでいくことである。

http://www.japandesign.ne.jp/KUWASAWAJYUKU/information/ud06-1.html