イギリスの巨匠ケン・ローチ監督「やさしくキスをして」を見て思い出す

異文化のカップルの結婚につきものの宗教、肌の色。。。日本ではなじみのうすいこの問題だけど海外では本当に大変らしい。
なので、けっこうこのテーマの作品がある。
それぞれの国の結婚に対する考え方も違うので見比べるとおもしろい。

ケン・ローチ監督「やさしくキスをして」これは仕事先の作品で
http://www.amuse-s-e.co.jp/ap/index.php
アイルランド人とイスラム人とのカップルのお話。イスラム人の移民で移って来た家族の今までの苦労から一族に白人をいれたくないという家族の反対を押しきり二人は生きて行こうとするが、、、、
仕事も信用も家族もすべてを失うかもしれない状況になってしまう。
最後はなんとなくほのぼのと終わるけどけっこうシビアなシーンもあり、本当に難しいんだなあと思う。

そしてこれを見て思い出した同じく異文化同士の結婚を笑ってコメディーにした映画。
マイ・ビッグ・ファット・ウェディング！
以前見てすごくおもしろくて良く出来た作品だなあと思っていた。改めて思い出した。
ビッグ・ファット（＝大仰）まさにこの言葉の通りギリシャ人の結婚のしきたりを思う存分楽しめる。
家族の絆の強さを2つの作品から感じられる。
日本くらいなのかな。って思う。家族の絆とか家族ありきで結婚をするとかっていうのが薄いのは。。。
というくらいべったり家族中心にすべてが回る結婚物語。
トム・ハンクス夫妻が製作に参加しら実話を元にした「マイ・ビッグ・ファット・ウェディング」
そしてもっと現実的に表現した「やさしくキスをして」
おもしろさで言えば、、、やっぱり前者かな。
もう一度見たくなって来た。。