「モーターサイクル・ダイアリーズ」 もう一つの偉大なる旅

Noura2005-03-02

連日連日大盛況のモーターサイクル。まだやっているのか?と毎日恵比寿ガーデンシネマの前を通るたびにおもっていたのだが、レイトでトラベリング・ウィズ・ゲバラを上映しているということで昨晩行って来た。
これってDVDの特典映像になるのかなあと思いつつも、大きな画面で見るほうが百倍いいのだけど、内容もなんかせつなくなった。
チェ・ゲバラがたった39歳で生涯を終えてしまい、50年たってもなお、南米アメリカの人達には影響を与え続ける。一緒に旅をしたアルベルトの視線でこの撮影日記は作られているのだが、
多分81歳のアルベルトには50年前のあの旅の風景が見えていたのではないだろうか?
高齢なのに撮影に同行し、助言をし、とても嬉しい顔をしながら撮影を見ている顔が、一瞬寂しいような悲しいような顔になったりするのを見ると、せつない気持ちになった。
ゲバラに負けじとアルベルトも様々な方面で頑張って来た。その年の取り方がとっても粋だ。
どこにいっても人気者でいく所で輪が出来る。とても81歳には見えない。
こういう旅をみてしまうと、本当に日本人がいっている旅行は旅行じゃないような気になる。
このDVDはちょっと保存版と鑑賞用に2枚はもらわなきゃ!