「アバウト・シュミット」のアレクサンダー・ペイン監督がワインを題材に人生の奥深さと素晴らしさを語るロード・ムービー。

Noura2005-03-13

期待しつつ、サイドウェイを見て来た。すごく大人の映画かも。
うふふっていう笑いが出てしまう。だめなネガティブ男マイルスにしっかりしろーってつい言いたくなるけど、ほんとにダメ男。何しても裏目に出つつで、かっこわるいのが本人は許せなくてさらにネガティブへ。
全く正反対のジャックに呆れつつも、多分どうして自分はこうはじけられないのか?と自問自答して最後まで続いていく。
それがジャックの能天気キャラのおかげで全く暗くならず、カルフォルニアの気候のせいもあるんだけど
すがすがしいのが不思議。からっとしているんだよねえ。
空を見てここはあそこの国だろうなあとなんとなく分かるくらい空の色は国によって違う。
カルフォルニアが舞台なのも成功の一つかも。
これは久々にいい映画なんではないだろうか?
ワインを普段飲まないのでやっぱりワインを飲みたくなるとは思わないけど、ワインの楽しさ、奥深さは今までの見解を超えて伝わったので、もっと知りたいなあと思った。
でも、あんなにガブガブ飲めるんだろうなあ、外人の人は。凄いかも。