カポーティ ★★★★

恵比寿ガーデンシネマでやっていた「カポーティ」を先週見に行った。
冷血(In Cold Blood)を書き上げるまでのカポーティ自身にせまった作品で、地味ーーーーな作品として扱われてしまった。アカデミーとってるのに、どうして???って感じ。
フィリップ・シーモア・ホフマンの演技で持っているような気もするけど、フィリップ・シーモア・ホフマンが主役をはれてさらに賞まで取るなんてすごい事だと思う。
フィリップ・シーモア・ホフマンといえば、個性的な映画の脇をしめる役者として常連。
しかし、似ている。。顔だけでもカポーティに成り切ってる!すごい。
映画を見る前に購入していたカポーティ自身についての本。これを一緒に読んでいると、カポーティが冷血を作るまでの動き、そしてその後、どうやって落ちてしまったか、さらに理解出来る。
華とその裏の苦悩。でも、結果的には好きに生きたーっ満足だよ、僕は。っていう感じがしてしまう。

トルーマン・カポーティ〈下〉 (新潮文庫)